羅臼平で日暮れとなるが、翌日の行程が押している為(三峰から概念図で12時間、16時33分にはカムイワッカ発の最終バスに乗らなければならない、遅れるとヒグマ棲息地もう一泊)、ヘッドランプを付けハイマツの登山道を三峰キャンプ指定地へ向かう、例により叫びながら。しかし最頂部は強風で指定地でもなく、その先かなりの下りになる。予想はしていたが、指定地は下ったくぼ地のようなので、ヒグマ遭遇のチャンスが増すと考えいったん戻り、草枯れのハイマツ横で野営。
設営後すぐに雲に覆われ、その後も楽しみにしていた星空は無し。熊を呼び寄せる為、調理は行わず、おにぎりとマグロ煮物を少しいただきビニールに密封。余計な荷物となるので酒も無し。熊のこと、明日の行程、岩峰硫黄山、下山ルートの事を考え不安な夜。もしもの襲来に備え、アイスバイルを枕もとに置く。更に不安になりバーナーなら勝てると考え、バーナー(コンロ)とライターをセットで用意。叫びながら2時過ぎ就寝。
※キャンプは必ず指定地で行い、食料は密封しフードコンテナーへ、この場所での野営は自殺行為だったかもと反省。
温泉と秘湯の宿情報は山の温泉ガイドをご覧ください。
岩尾別温泉 ホテル地の涯
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